2013年11月11日
本多和慶のガラス絵
豊橋市役所
ガラス絵 NO.2
最初にガラス絵っていうと、一般にはステンドグラスを想像されるようだけど
町中で売っている写真額のガラスを外して絵を描くと思っていい。
豊橋のカルチャーセンターで「ガラス絵教室」を開催しているけれど
あれはガラス絵ではなくて、セル画という分野の絵ナノだ。
ガラスではなく、プラスチック、アクリル、塩ビ版を使ったものでどう違うかと
いうとこれらは光の屈折が大きい。
ガラス絵の特徴の「絵の具のみずみずしさ」がない。だから裏側に銀紙を入れて
ごまかしている。
本宮山
一般に絵は、紙、キャンバス、板など表面に凹凸のある面に色を塗るから
絵を見る時、光に当たった凹凸の面で乱反射して目に入るから
実際には50 %とか少ない光量しか目に届かない。
又、アクリル板なども屈折率が高いから、板の中で光が減衰し暗苦なる。
ガラス絵はガラスを通った光は、平らな面に塗られた絵の具に反射して100 %
戻ってくる。
だから、絵の具が明るく、みずみずしく見えるのだ。
つづく
Posted by わっけー at 01:49│Comments(0)
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